やまぐち幕末ISHIN祭

スペシャルインタビュー vol.11

「観光パフォーマンスユニット やまぐち奇兵隊」。高杉晋作(たかすぎ しんさく)、木戸孝允(きど たかよし)、伊藤博文(いとう ひろぶみ)、晋作の妻・お雅(まさ)に扮した、現代の“志士”4人のパフォーマーによるユニットです。全国各地のイベントに駆け付け、歌とキレッキレのダンスを披露しながら、それぞれの志を胸に山口県の観光PRに奔走中です。その4人に「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン(山口DC)」の見どころなどを語ってもらいました!

――― まず、自己紹介をお願いします!

高杉:奇兵隊総督 高杉晋作である! 「面白きこともなき世をおもしろく」。維新という新しい時代の魁(さきがけ)として、山口を面白くしていくのは、このオレじゃ!!

木戸:私の名前は木戸孝允。幕末の志士の時代は、桂小五郎と名乗っておりました。「大道行くべし。また、なんぞ防げん!」。この隊の頭脳として、大いに働かせていただきます!!

伊藤:初代内閣総理大臣、伊藤博文であります!「志」をもってすれば、世の中を変えられる! こう見えて、実は英語もしゃべれる。海外の客人も大歓迎じゃ!!

お雅:私は高杉雅と申します。「♪男なら~ 女ながらも武士の妻!」。長州の女子の心意気とおもてなしの心を持って、山口を盛り上げていきます!!

――― どんな活動をしているんですか?

木戸:やまぐち奇兵隊の“頭脳”である、私木戸が説明しましょう。やまぐち奇兵隊は、山口県の魅力をPRするため昨年(平成28年)7月に結成され、県内外で活動しております。最近では、JR大阪駅での「幕末維新やまぐちDC大阪駅PRイベント」、東京ビックサイトでの「ツーリズムEXPOジャパン2017」などに出演しました。また、昨年、鹿児島で行われた薩長同盟150周年パレードの際は、「木戸さん!」「木戸さん!」とかつてないほど私は声をかけられました。当日は、西郷さんのそっくりコンテストもあって“西郷(隆盛)さん”がたくさんいて、びっくりでした(笑)。

お雅: 11月11日(土曜日)・12日(日曜日)には、JR京都駅での「大龍馬恋(だいりょうまれん)」に出演します!

高杉:そういえば、県外のイベントでは、他県のゆるキャラたちと一緒になることが多く、我々、なぜか、ゆるキャラ扱いされておるような…。

――― ご苦労さまです(笑)。役への出会いや思い、聞かせてください!

高杉:晋作には実は度重なるご縁があり、2009年に萩市で行われた吉田松陰先生150年記念祭での維新劇・創作ミュージカル『SHOWIN~若き志士たち~』で晋作をやらせていただいた。それがきっかけといえば、きっかけじゃな。

お雅:晋作さんのことを深く知りたくて、下関に通い詰めたのよね。気が付いたら晋作さんの墓所がある東行庵にいたって(笑)

高杉:気が付いたら…なんてことはないぞ。しかし、確かにずいぶん通ったな。

お雅:「晋作餅」もずいぶん食べたのよね。

高杉:ハハハ!!そうじゃの。東行庵のすぐ近くで売っている、シソでくるんだ晋作餅。あれはうまいぞ!!

お雅:私は、そのミュージカルでは演出助手を務め、昨年の再演では松陰先生の妹・千代さんを演じました。今回、お雅さんになりきるため、晋作さんからお雅さんへの手紙を読んでみたけど、お雅さん、武士の妻として萩で家を守りながら、下関にいた晋作には、おうのさんという愛人もいて心配だっただろうなあと…。

高杉:おうのさんは面倒をみてくれた、そ、それだけじゃっ!

――― 長州で一番のイケメン志士・木戸さん、ひげの伊藤さんは?

木戸:木戸さんのことは、お名前はもちろん存じ上げていたんですが、やまぐち奇兵隊のお話をいただいてから、調べれば調べるほど、木戸さんって、縁の下の力持ちというか、すごい人だったんだなと。「薩長同盟」に大きな役割を果たしたのも木戸さん。木戸さんがいたからこそ、明治という時代が始まったんだと思いますね。

伊藤:僕が伊藤さんのお話をいただいたのは、このひげゆえではと思うんですが、伊藤さんになりきるためひげを伸ばした、というわけではなく、それ以前からあったんです。お客さんからは「伊藤の身長はそんなに高くないでしょう?」ってよく言われるんですが、今の僕は伊藤さんの生まれ変わりということで大目に見てほしいなと(笑)

――― 了解です! ところで皆さんの衣装。カッコイイですね!!

お雅:ありがとうございます。実は、この衣装には、山口DC、のテーマカラー6色があしらわれているんですよ。

高杉:俺の羽織にあしらわれている赤は、志燃えさかる「歴史」の赤!

伊藤:このフロックコートの緑は「自然」!

木戸:私の青は「体験」!

お雅:山口の食をイメージした橙(だいだい)色も取り入れられています。私の着物の濃い橙は「温泉」。紫は「おもてなし」を表現しています。

――― 歴史・自然・体験・食・温泉・おもてなし。山口DCのカテゴリーとリンクしているんですね。その中から一つずつおススメを紹介していただけますか?

木戸:ではまず、私からおススメするのは「古地図を片手に、まちを歩こう」。長州には、たくさんの古地図が残っています。しかも長州の古地図は美しい!! そんな古地図を持って、県内各地の城下町や宿場町、湯の町、港町など28のコースをガイドさんの説明を聞きながら歩こうというのがこのイベントです。そして、1コース参加ごとにスタンプがもらえるスタンプラリーで15個以上スタンプを集めると、全コースの古地図が丸ごと揃ったコンプリートボックスがもらえるのでおススメですね!!

伊藤:わしのおススメは、山口県の絶景をバスで気軽に巡ることができる「やまぐち絶景満喫バス」です。ここは本当に日本?!というほど美しいコバルトブルーの海。橋を渡るときに目の前に素晴らしいパノラマが広がる「角島(つのしま)」。そして世界的に注目された絶景「元乃隅(もとのすみ)稲成神社」。赤い鳥居が123基、海に向かって連なり、その赤、山の緑、海の青というコントラストも本当に見事。まさに絶景です!!

高杉:俺のおススメは「やまぐちの地酒・ぶちうま!セット」じゃ。山口県は米どころ、酒どころ。特産品を使ったおつまみを添えた、地酒3種の飲み比べセットを、毛利家の家紋になぞらえた配膳で提供するというこだわりじゃ。価格もお手頃。県内各地の旅館などでいただけるぞ!!

お雅:私のおススメは「『美人湯遭遇率日本一!?オフ泉県やまぐち』湯めぐりキャンペーン」です。山口県には温泉が多く、しかも肌のクレンジング効果の高い“美人湯”が多く、県ごとの「美人湯遭遇率」はなんと全国1位。私は湯治場の雰囲気がある俵山温泉が気に入っています。お肌がしっとりして、ツルッツルになる感じが好きなんです。

木戸:私からもう一つ。大人の社会見学ツアー「宇部・美祢・山陽小野田 産業観光バスツアー」。日本一長い私道「宇部興産道路」を走れたり、石灰石の超巨大な採掘場を見学できたり、このツアーじゃないと行けないところ、体験できないことも多く、大人気です。

お雅:「やまぐち・おもてなし竹灯楼(たけとうろう)」もおススメです。山口県は良質な竹の産地。山口DC期間中、県内の約100軒の宿泊施設では、竹を使った明かりでお客様をおもてなしします。とても幻想的です。ぜひ山口県で宿泊して観光をお楽しみください!

――― やまぐち幕末ishin祭公式ウエブサイトで「やまぐち奇兵隊.ch」がスタートしました!!

木戸:我々が県内各地でいろんな体験をし、それを動画でリポートしようと始めたものです。最初に挑戦したのは大内塗の箸作り。漆を塗った箸に金粉をふりかけたりもするんですが、あれは繊細さが要求されますねえ。豪快だったのは伊藤さん(笑)!!

伊藤:天の川をテーマに挑戦したんじゃが、我ながら「これはひどい!」と(笑)。ぜひ兵隊.chでご確認を。他に、やまぐち奇兵隊.chで角島でサイクリングをしながらリポートしたり、大人気の元乃隅稲成神社へ行ったり。元乃隅稲成神社といえば、鳥居の上に賽銭箱があり、「お賽銭を何度投げてもなかなか入らず、だから面白い!!」と話題になっていて、わしも何度もトライしたんですが、ダメ。なのに、木戸さん、一発で入れちゃって(笑)

木戸:いやいや、あれは、ホント申し訳なかった…。

高杉:やまぐち奇兵隊.chで、俺は酒蔵巡りをしたいのお。

全員:いいね! うまいと噂の「周防大島みかん鍋」は本当にうまいのか、どうして瓦をあの形で使わなきゃいけないのかワケを尋ねてみたい川棚温泉の「瓦そば」とか、山口県ならではの魅力を伝える食レポにも挑戦してみたいですね!

――― フグにしても、フグの本場・山口県で生まれた熟成などの技があり、だからこそ山口県で食べるフグはおいしいんですよね。そうした山口県ならではの魅力、ぜひPRを!最後に全国の皆さんへメッセージ、お願いします!!

高杉:山口県には、萩のように着物が似合う、歴史あるまちがあちこちにある。体験できることもたくさんある。歴史ある場所へ行き、着物を着て、着物の歩幅でゆったり歩いて体験し、歴史にじかに触れてほしいのお!!

木戸:わたくしは地元の皆さんと触れ合っていただきたいですね。山口の言葉を聞けば、ああ、山口に来たんだなあと実感できます。「ぶちえらい(※1)」「てれんこぱれんこ(※2)」とか(笑)、他県の人には衝撃的な山口県の言葉をぜひ覚えて帰ってほしいですな。

伊藤:絶景の角島や元乃隅稲成神社。実は今回初めて行ったんです。写真で見るのと生で見るとでは迫力が全然違いました!! 全身を包む風、海の匂い、日差しのまぶしさ、波の音…。最高に気持ちイイ! 五感を使ってみてこその絶景だと実感。本当にフォトジェニックな場所です。他にもたくさんある絶景を体感しに山口県へ!!

お雅:歴史・自然・体験・温泉・おもてなし。山口県にはたくさんのいいところ、おいしいものがあります。山口県が誇るフグ、須佐 男命(みこと)いか、仙崎イカ、白魚のおどり食いなど、おいしいものは山ほどあります。山口DCの機会に、ぜひ山口県へ。やまぐち奇兵隊もお待ちしています!!

※1 「とても疲れた」を意味する山口県の方言。
※2 「てれんこ てれんこ」の場合は、『日本国語大辞典』によれば、方言ではなく、「あせらず、のんびりとしているさま」を表す言葉。

やまぐち奇兵隊

Studio Ray(山口市)代表REI・KO率いるプロフェッショナルパフォーマンス集団「S(エス).R(アール)Company(カンパニー)」所属。やまぐち奇兵隊のプロデュースを行っているREI・KO氏は山口市出身。東京キッドブラザースのミュージカルをはじめ、CF・イベントなどの振付を手掛けるとともに、プロのダンサー・舞台俳優として数多くの舞台・テレビに出演。帰郷後、地域発信型オリジナルミュージカルの脚本・演出・振付などを担当。S.R Companyは萩市観光キャラバン隊、山口維新キャラバン隊などの観光PR隊としても幅広く活躍中。

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