法政大学ってどんな大学?まずは基本情報を押さえよう
「法政大学って名前は知っているけど、どんな大学なんだろう?」と気になっている人は多いと思います。法政大学は、東京都に本部を置く歴史ある私立大学で、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)のひとつとして知られる難関大学です。
学部の数が多く、文系から理系まで幅広い分野を学べることが特徴です。また、3つのキャンパスがそれぞれ異なる場所にあり、キャンパスごとに雰囲気もまったく違います。受験を考えるなら、志望学部がどのキャンパスにあるかを事前に知っておくことがとても重要です。
法政大学の歴史と規模
法政大学の歴史は古く、1880年(明治13年)に「東京法学社」として創設されたのが始まりです。その後「東京法学校」「和仏法律学校」を経て、1920年に「法政大学」として大学令による大学になりました。100年以上の歴史を持つ伝統校です。
現在の規模は非常に大きく、学部数は15学部、学生数は約3万人以上にのぼります。これは私立大学の中でもトップクラスの規模です。文系・理系・芸術系と多彩な学部が揃っているため、自分のやりたいことが見つかりやすい環境が整っています。
また、国際交流にも力を入れており、海外の大学との協定が多数あります。グローバルな視野を育てたいと考える学生にとっても魅力的な選択肢です。
MARCHの中での法政大学の位置づけ
MARCHとは、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の5大学を指す言葉で、いずれも偏差値・知名度ともに高い大学グループです。
法政大学は、MARCHの中では学部によって難易度が異なります。文学部や経営学部、法学部などは偏差値55〜62程度が目安で、決して簡単ではありません。しかし学部の多様さや就職実績の強さから、多くの受験生に選ばれています。
特に法学部・経営学部・社会学部の知名度は高く、就職活動においても「法政大学卒」というブランドは十分に通用します。大手企業への就職実績も豊富で、在学中に資格取得を目指す学生も多いです。
法政大学の偏差値は?学部別データと合格するための受験対策を徹底解説
どんな学生が多い?法政大学のカラー
法政大学は、「自由と進歩」を校風とする大学で、個性を大切にする文化があります。ファッションや音楽、スポーツ、学術研究など、好きなことに真剣に打ち込む学生が多いのが特徴です。
体育会系のクラブ活動も盛んで、野球部・ラグビー部・駅伝部などは全国レベルの実力を誇ります。一方で、学術系のゼミや研究活動に熱心な学生も多く、幅広いタイプの学生が集まっています。
「自分らしく学びたい」という気持ちを持った人に向いている大学と言えるかもしれません。自由な雰囲気の中で、自分のペースで成長できる環境が整っています。
法政大学の3つのキャンパスを知ろう
法政大学には、市ヶ谷キャンパス・多摩キャンパス・小金井キャンパスという3つのキャンパスがあります。それぞれ立地も雰囲気もまったく異なるため、志望学部がどのキャンパスに属するかを確認することが、大学選びの第一歩です。
キャンパスによって通学のしやすさや周辺環境も大きく変わります。入学後の生活をイメージするためにも、それぞれの特徴をしっかり把握しておきましょう。
市ヶ谷キャンパス|都心で学ぶ刺激的な環境
市ヶ谷キャンパスは、東京都千代田区富士見に位置する都心のキャンパスです。最寄り駅はJR・東京メトロ・都営地下鉄の「市ヶ谷駅」で、複数路線が使えるためアクセスが非常に便利です。
都心ならではの立地で、周辺には官公庁やマスコミ関連企業も多く、インターンシップや就職活動のチャンスが多いのが大きな魅力です。法学部・文学部・経営学部・人間環境学部・キャリアデザイン学部・グローバル教養学部・情報科学部・デザイン工学部(一部)などが市ヶ谷に設置されています。
キャンパス内には近代的なビルが建ち並び、図書館や食堂、カフェテリアも充実しています。放課後は神楽坂や四ツ谷など近くのエリアに出かけることもでき、大学生活を都心で思い切り楽しめます。
多摩キャンパス|緑豊かな広大な学びの場
多摩キャンパスは、東京都町田市相原町に位置する広大なキャンパスです。最寄り駅はJR横浜線「相原駅」で、駅から徒歩約10分ほどかかります。敷地面積は法政大学の中で最も広く、自然豊かな環境が特徴です。
社会学部・現代福祉学部・経済学部・スポーツ健康学部・法学部(一部)などが設置されており、文系の学部が多く集まっています。キャンパス内にはグラウンドや体育館も充実しており、スポーツに打ち込みたい学生にも人気があります。
都心のキャンパスとは異なり、落ち着いた環境でじっくり勉強に集中できます。自然の中でのびのびと学びたい人や、静かな環境を好む人に向いているキャンパスです。学食や購買部なども整っており、キャンパスライフを充実させる設備が揃っています。
小金井キャンパス|理系学部が集まる先進的な環境
小金井キャンパスは、東京都小金井市梶野町に位置するキャンパスです。最寄り駅はJR中央線「東小金井駅」から徒歩約10分です。理工系の学部が集中しており、最新の実験設備や研究施設が整っています。
理工学部・生命科学部・デザイン工学部(一部)が設置されており、理系を志す学生の学びの拠点となっています。研究室での実験や実習が中心となるため、充実した設備環境が整っています。
小金井市は住宅地として落ち着いた雰囲気があり、勉強に集中しやすい環境です。また、近隣には武蔵野エリアの緑も多く、自然を感じながら学生生活を送ることができます。理系の研究に真剣に取り組みたい学生に最適なキャンパスです。
法政大学の学部と学べること一覧
法政大学には15の学部があり、文系・理系・芸術系と幅広い分野をカバーしています。学部ごとに学べる内容が大きく異なるため、「将来何をしたいか」を考えながら選ぶことが大切です。ここでは各キャンパスの主な学部と、そこで学べる内容を紹介します。
| キャンパス | 主な学部 | 学べる分野 |
|---|---|---|
| 市ヶ谷 | 法学部・文学部・経営学部・グローバル教養学部 など | 法律・文学・経営・国際教養・デザイン など |
| 多摩 | 社会学部・経済学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部 など | 社会・経済・福祉・スポーツ科学 など |
| 小金井 | 理工学部・生命科学部・デザイン工学部(一部) | 機械工学・建築・情報科学・生命科学 など |
この表を参考に、自分の興味や将来の目標に合った学部を探してみてください。たとえば「将来は弁護士になりたい」なら法学部(市ヶ谷)、「社会問題を研究したい」なら社会学部(多摩)が候補になります。
文系学部のおすすめポイント
法政大学の文系学部は種類が豊富で、法学部・経営学部・文学部・社会学部・現代福祉学部・グローバル教養学部・キャリアデザイン学部などがあります。それぞれ専門性が高く、就職にも直結したスキルが身につきます。
特に経営学部は就職率が高く、大手企業への就職実績も豊富です。マーケティング・会計・経営戦略などを学べるカリキュラムが整っており、ビジネスパーソンとして活躍したい人に向いています。
またグローバル教養学部(GIS)は授業がすべて英語で行われる学部で、英語力と国際感覚を磨きたい学生に人気があります。留学プログラムも充実しており、英語を本格的に使えるようになりたい高校生にとって魅力的な選択肢です。
理系学部のおすすめポイント
法政大学の理系学部は、理工学部・生命科学部・デザイン工学部・情報科学部などが代表的です。小金井キャンパスを中心に、最新の実験・研究設備が整っています。
理工学部では機械工学・電気電子工学・建築・土木・化学などを専攻できます。企業との共同研究や実践的なプロジェクト学習も多く、即戦力となるエンジニアを目指す環境が整っています。
生命科学部は比較的新しい学部ですが、バイオテクノロジー・環境・創薬などの分野を学べ、製薬会社や食品会社、研究機関への就職を目指す学生に人気があります。理系が好きな中高生は、ぜひ視野に入れてみてください。
社会科学系・スポーツ系学部の特徴
社会学部は社会・メディア・福祉・環境・心理など幅広いテーマを扱うユニークな学部です。現代の社会問題を多角的に分析する力を養えます。マスコミや公務員、NPOへの就職を目指す学生にも人気です。
スポーツ健康学部は多摩キャンパスに設置されており、体育教員・トレーナー・スポーツビジネスなど、スポーツに関わる仕事を目指す学生向けの学部です。実技と理論をバランスよく学べるカリキュラムが整っており、スポーツが好きな人に向いています。
「スポーツが好きだけど勉強も頑張りたい」という中高生にとって、スポーツ健康学部は非常に魅力的な選択肢です。競技の技術だけでなく、スポーツ科学や栄養学なども学べます。
法政大学に合格するための受験勉強の進め方
法政大学はMARCHの一角を担う難関大学です。合格するためには、計画的な受験勉強が欠かせません。ここでは、中学生・高校生それぞれの段階に合わせた勉強の進め方と、使いたい参考書・塾の情報を紹介します。
まずはどの学部を狙うかを早めに決めることが大切です。学部によって試験科目が異なるため、早めに決めることで無駄のない勉強ができます。
中学生のうちにやっておきたいこと
「法政大学に行きたい!」という気持ちが中学生のうちに生まれるのは素晴らしいことです。大学受験はまだ先のことですが、中学時代の基礎学力が高校での伸びに直結します。今からできることをしっかりやっておきましょう。
まず最優先で取り組みたいのが英語と数学の基礎固めです。この2教科は高校でも大学受験でも重要で、中学レベルがしっかりできていないと高校で大きくつまずきます。特に英単語と文法は、中学のうちにしっかり身につけておくと後がラクになります。
勉強習慣をつけることも重要です。毎日決まった時間に勉強する習慣を今から作っておくと、高校生になってからも自然と勉強できるようになります。スマートフォンやゲームと上手に付き合いながら、1日1〜2時間の学習習慣を目標にしてみてください。
高校1・2年生の時期の勉強法
高校1・2年生の時期は、基礎を固めながら受験の土台を作る大切な時期です。「まだ受験は先だから」と思っていると、気づいたときには手遅れになることもあります。早めにスタートした人が有利です。
この時期に取り組みたいのが、英語の語彙力と長文読解の強化です。法政大学の入試では英語の比重が大きく、長文読解のスピードと正確さが問われます。「システム英単語」「速読英熟語」などの参考書を使って、コツコツと語彙を増やしていきましょう。
国語(現代文・古文・漢文)も早めに対策が必要です。「現代文キーワード読解」「古文上達」などを使って、読解の基礎を固めておくと、3年生からの演習がスムーズになります。
高校3年生の受験直前期の過ごし方
高校3年生になったら、いよいよ受験本番に向けた仕上げの時期です。夏休みまでに基礎を完成させ、秋以降は過去問演習に集中するのが王道の流れです。
法政大学の入試はA方式(全学部統一)・T日程(統一日程)・B方式(学部個別)など複数の日程があります。自分が受験する方式の過去問を最低でも3年分は解き、出題傾向をつかんでおくことが重要です。
直前期には時間管理の練習も欠かせません。本番と同じ時間配分で解く練習を繰り返し、焦らずに解けるように訓練しましょう。また、体調管理も受験生にとって重要なテーマです。睡眠を十分に取り、栄養バランスの取れた食事を心がけてください。
法政大学受験に役立つ参考書と塾の選び方
法政大学の合格には、自分に合った参考書と学習環境を選ぶことが大切です。市販の参考書だけで独学することも可能ですが、塾や予備校を活用することで効率よく実力を伸ばせます。ここでは、具体的な参考書と塾の情報を紹介します。
法政大学受験におすすめの参考書
英語の対策には、まず「システム英単語(駿台文庫)」で語彙を強化するのがおすすめです。MARCHレベルの単語がしっかりカバーされており、法政大学の入試にも対応できます。文法対策には「NextStage(ネクストステージ)」がよく使われます。
長文読解の練習には「関正生のThe Rules英語長文問題集(旺文社)」が人気です。論理的な読み方を身につけることができ、入試問題の解き方がわかりやすく解説されています。
国語の対策では、現代文に「田村のやさしく語る現代文」「現代文読解力の開発講座」、古文には「古文上達 基礎編(Z会)」がおすすめです。歴史・地理などの社会系科目は「山川の詳説○○史」シリーズを軸に学習を進めると効率的です。
法政大学合格に強い塾・予備校
塾や予備校を選ぶときは、「MARCH対策に実績があるか」「自分の学力レベルに合っているか」を確認することが大切です。主要な予備校の特徴を以下にまとめました。
- 河合塾:全国展開の大手予備校で、MARCH対策コースが充実。模試の精度が高く、自分の実力を正確に把握できます。
- 駿台予備学校:理系科目に強みがあり、法政大学の理工学部・生命科学部志望者にも対応。
- 東進ハイスクール:映像授業が充実しており、自分のペースで学習を進めたい人に向いています。
- 四谷学院:「55段階個別指導」で基礎から着実に積み上げる指導が特徴。基礎が不安な人におすすめ。
上記はどれも実績のある予備校ですが、大切なのは自分のペースや性格に合った環境を選ぶことです。体験授業や無料相談を積極的に利用して、自分に合う塾を見つけてみてください。
独学でも合格できる?自己学習のポイント
「塾に通わずに法政大学に合格したい」という気持ちを持つ人もいるかもしれません。独学でも合格は可能ですが、計画性・自己管理・質問できる環境の3つがそろっていることが条件になります。
独学の場合、特に注意したいのが「わからないことを放置してしまう」という点です。学校の先生や友人に積極的に質問する姿勢を持つことが重要です。また、YouTubeの学習動画(「ただよび」「武田塾チャンネル」など)を活用すれば、無料でわかりやすい解説を見ることができます。
独学が難しいと感じたら、思い切って塾を活用するのも賢い選択です。費用はかかりますが、合格という結果につながれば十分な投資と言えます。
オープンキャンパスと法政大学見学のすすめ
「実際にキャンパスを見てみたい!」という気持ちはとても自然です。法政大学では毎年オープンキャンパスが開催されており、在学生や教員と直接話せる貴重な機会です。志望校を決める前に、ぜひ一度足を運んでみることをおすすめします。
オープンキャンパスで体験できること
法政大学のオープンキャンパスでは、模擬授業・キャンパスツアー・入試説明会・個別相談などが行われます。実際の授業をイメージできる模擬授業は特に人気があり、「この大学で学ぶとはどういうことか」を具体的に感じることができます。
キャンパスツアーでは、在学生がガイドとしてキャンパス内を案内してくれます。教室・図書館・食堂・部室棟など、実際に使われている施設を見学できるので、大学生活のイメージがつきやすくなります。
個別相談コーナーでは、入試の方式や科目、奨学金制度など、パンフレットだけではわからない疑問を直接聞くことができます。親御さんと一緒に参加する人も多いので、家族で参加してみてください。
キャンパス見学時のチェックポイント
キャンパスを訪れたとき、ただ「雰囲気が良かった」で終わらせないために、以下のポイントをチェックリストとして活用してみてください。
- 通学のしやすさ:自宅から何分かかるか、乗り換えは多いか
- 図書館・自習スペースの充実度:勉強できる場所が多いかどうか
- 食堂・カフェの充実度:メニューの種類や価格帯
- 在学生の雰囲気:どんな学生が多いか、自分に合いそうか
- 課外活動・サークルの数:興味のある活動ができるか
これらのポイントを事前にメモして持っていくと、見学中に確認しやすくなります。また、見学後に気づいたことや感想を書いておくと、複数の大学を比較するときに役立ちます。
オープンキャンパスに参加できない場合の対策
遠方に住んでいる場合や、日程が合わない場合でも、法政大学の情報を収集する方法はあります。法政大学ではオンラインオープンキャンパスも実施されており、自宅からでもキャンパスの様子や学部の説明を聞くことができます。
また、大学の公式サイトやYouTubeの公式チャンネルでも、キャンパス紹介や模擬授業の動画が公開されています。受験生向けのパンフレットを取り寄せて、じっくり読み込むことも効果的です。
志望校の情報は多ければ多いほど、モチベーションにつながります。自分なりの方法で積極的に情報を集める姿勢が、合格への第一歩になります。
法政大学に合格した先輩の体験談と勉強のヒント
実際に法政大学に合格した先輩たちは、どのように受験勉強を進めたのでしょうか。ここでは合格者に共通する勉強の工夫や、受験を乗り越えるためのヒントを紹介します。自分の勉強に取り入れられるものがあればぜひ試してみてください。
合格者に共通する勉強習慣
法政大学の合格者に話を聞くと、共通して見られる習慣のひとつが「毎日欠かさず勉強する」という点です。1日の勉強量が多い少ないよりも、継続することのほうが重要という声が多く聞かれます。
特に英語については、「毎日英単語を30個確認する」「毎朝短い英文を音読する」など、短時間でも毎日続ける工夫をしていた合格者が多いです。英語は積み重ねの教科なので、コツコツ継続することが一番の近道です。
また、「間違えた問題をノートにまとめる」習慣を持っていた合格者も多くいます。同じミスを繰り返さないためのノート作りは、効率的な復習につながります。市販のノートでも専用の復習ノートでも、自分が使いやすい形で続けることが大切です。
モチベーションを維持する工夫
受験勉強は長期戦です。途中でやる気が落ちることは誰にでもあります。そんなときに役立つのが「なぜ法政大学に行きたいのか」という目標の言語化です。
「法政大学経営学部でマーケティングを学んで、将来は起業したい」「社会学部でメディアを研究して、ジャーナリストになりたい」というように、具体的なビジョンを持つことがモチベーション維持につながります。志望理由をノートに書いて、毎日確認する習慣を持つのも効果的です。
友達と一緒に図書館や自習室で勉強するのも良い方法です。お互いに刺激し合いながら取り組むことで、孤独になりがちな受験勉強を前向きに乗り越えられます。ただし、雑談が多くなりすぎないよう注意してください。
法政大学生のリアルなキャンパスライフ
合格後のキャンパスライフについても知っておくと、受験のモチベーションが上がります。法政大学の学生は勉強・バイト・サークル・インターンシップと、毎日充実した生活を送っている人が多いです。
サークルの数は非常に多く、スポーツ系・文化系・ボランティア系など多彩なジャンルから選べます。入学直後の新歓(新入生歓迎会)では多くのサークルが勧誘活動を行うため、自分に合ったコミュニティを見つけやすい環境です。
就職活動については、大学のキャリアセンターが充実しており、OB・OGとのネットワークを活用した就職支援も行っています。在学中からインターンシップに参加したり、資格取得に励む学生も多く、将来のキャリアをしっかり考えられる環境が整っています。
